こんにちは、あきのりです。

8月26日(金)の新海誠監督作品「君の名は。」の公開が迫ってまいりました。

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もう僕は待ちきれなくて待ちきれなくて、この映画の予告も何十回も見て早くこの日が来ないかなぁと思って毎日を過ごしています。

みなさん、新海誠監督はご存知でしょうか。

少しプロフィールを掲載させていただきたいと思います。

1973年長野県で生まれ。アニメーション監督、映画監督。代表作は「ほしのこえ」「雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」などがあり、2013年公開の「言の葉の庭」は全国23館での公開だったにもかかわらず、12万人以上を動員して、新海誠作品では最大のヒット作になった。国内外で数多くの賞を受賞。少年・少女の恋愛をテーマにした作品が多い。アニメーターとしてだけではなく、自身の監督作をみずから小説として執筆した原作小説も高い評価を受けている。

僕が秒速5センチメートルにどハマりしていた数年前は、まだ周りの人も新海監督のことを知らない人も多かったのですが、この「君の名は。」は大注目されていてびっくりしています!

そこで今日の記事では、映画「君の名は。」の公開記念と称しまして、新海誠監督がこれまで製作に携わったCMの中から、僕が本当に感動して涙してしまったCMをいくつかご紹介します。

新海誠監督は映画などの長編アニメーション以外にも、CMでのアニメーションの作成も数多く行って来られました。
そのCMの内容は短いながらも映画に負けないくらい、美しく綺麗な描写で感動できるストーリーとなっているのです。
そんなCMの中でも僕が特に素晴らしいと考える3つのCMを今日は紹介します。

▪️地図に残る仕事:大成建設シリーズ
世界中で建設事業を行っている大成建設のCMを新海誠監督は数多く手がけてきました。
テーマは、「地図に残る仕事」。
一番新しい「父親の背中を追いかけて」のCMは現在も放送されており、テレビで見ることも多いのではないでしょうか。建設という仕事にどのような想いが込められているのか。 じーんとくるCMです。
 

▪️「遠くにあるはずの、そこへ行きたくて」:Z会  

僕が初めて出会った新海誠監督のCMです。2人の受験生のお話。
これを見て、自分も大学受験を思い出しました。
大学に入ってから、あれやりたい、これやりたいと夢を描いていた自分。
そんな自分になれているかどうか、考え直すきっかけになったCMです。

一番グッときたシーンは、試験開始の合図とともに、受験生が一斉に紙をペラペラとめくる音です。
高校時代のもしから実際の入試まで何回もあの音を聞いてきました。
(特に僕は浪人生なので、ストレートの人の倍、その経験をしています。笑)

ちなみに、このCMで歌われているうたは、やなぎなぎさんの「クロスロード」。
実は、有名な「君の知らない物語」を歌った方でもあります。
聴き心地の良い透き通った音でありながらも、力強いサビは、受験生たちの不安とプレッシャーで押しつぶされそうになる心と、それでも頑張ろうと入試に取り組む姿勢を連想させます。

受験を経験された方なら、思わず自分を重ねてしまうCMです。
 

▪️だれかのまなざし:野村不動産
 6分ほどと少し長めのCMですが、これはもはやCMというよりは映画です。

一人暮らしの女の子が主人公。
気まずくなってあまり話せない父とのリアルなコミュニケーションの様子が描かれています。

僕も一人暮らしをして4年たつのですが、家族との会話は年々少なくなってしまいました。
これを見ると、電話の一本でもしてみようという気持ちになります。 

 このストーリーを見終わったときはもう涙が止まりませんでした。
特にこのお話のナレーターが誰なのかわかった瞬間、溢れ出してきました。 

少し考えながら、見てみてください。  
 


どうでしたか。どこかで見たことのあるCMもあったでしょうか。

仕事、受験、家族。それぞれテーマは違いますが、どれも僕らのリアルな日常が、そこに描かれています。

新海誠監督の作品はいつも、僕たちの心の中に引っかかっている何かを表してくれているように感じます。きっと最新作「君の名は。」もそういった作品になるでしょう。

あきのり 

「この夏、日本中が恋をする。」
新海誠監督最新作「君の名は。」